目標を決めたときは、
「直感に従って行動すべし」
「無意識の感覚は自分が考えている以上に正しい」
ということがカナダとアメリカの共同研究で発表されました。
これまでもこのような研究はたくさんあり、
論文なども出されていますが、
個人的な見解ではなくカナダとアメリカの共同研究という所が
説得力を増していますね。
ただ、「直感」の仕組みを最新の心理学研究の成果・近年の事件、
社会状況などの事例をもとに考察している
マルコム・グラッドウェルは、
「
第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい」という著作の中で、
直感が正しい場合もあるが、
印象操作などで正しくない方向に導かれることもあると述べています。
特に第一印象による感情のミスリードなどがその例です。
また、心理学を応用すると直感も簡単に操作出来るみたいです。
暴力団との親密交際で引退した島田紳助さんが、
「理不尽に脅してから優しくする」
という人心掌握術を用いて紳助ファミリーを増やしていたことが、
最近明らかになりましたが、これなどは典型的な例ですね。
→
なぜ、島田紳助は人の心をつかむのが上手いのか?
今回の研究は大変有益ですが、
現時点では、地道に知識や経験を増やしていくしか、
最良の選択肢を選ぶ手当はないみたいですね。
よく選んでも、ホテルの部屋にファンを連れ込んだりしますしね。